腱鞘炎 温める 冷やす|どっちが正解?症状に合わせた判断基準と対処法を解説

① 腱鞘炎は温める?冷やす?まず知っておきたい判断基準

「腱鞘炎は温めるのと冷やすの、どっちがいいの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。実は、どちらか一方が常に正しいとは限りません。腱鞘炎の状態を見ながら使い分けることが大切だと言われています。

1-1 腱鞘炎は状態によって温める・冷やすを使い分ける

「痛いから、とりあえず冷やしておこう」と考えたくなりますよね。ただ、痛みが出た時期や腫れ、熱感などによって対処方法は変わると言われています。

たとえば、患部が熱っぽく腫れている時期には冷やす方法が取り入れられることがあります。一方、長く続く違和感やこわばりがあり、強い熱感がない場合には温める方法が選ばれるケースもあります。

大切なのは、冷やす・温めるだけで腱鞘炎が改善すると考えないことです。手や指への負担を減らすことも意識しましょう。

引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/腱鞘炎になったら冷やした方がいい?温めた方が/

1-2 腱鞘炎とはどのような状態?

そもそも腱鞘炎とは、どのような状態なのでしょうか。

腱は筋肉と骨をつなぐ組織で、その腱が通るトンネルのような部分が「腱鞘」です。手首や指を繰り返し動かすなどして腱と腱鞘に負担が加わると、痛みや腫れなどが現れる場合があると言われています。

代表的なものには、親指側の手首に症状が現れるドケルバン病や、指が引っかかるように感じるばね指があります。

1-3 冷やした方がよい可能性がある症状

「じゃあ、冷やす目安は?」という点も気になりますよね。

痛みが出始めたばかりで、腫れや熱感、赤みが目立つ場合には、患部を冷やす方法が用いられることがあると言われています。手を使ったあとにズキズキする場合も、炎症が関係している可能性があります。

ただし、長時間冷やし続けるのは避けたいところです。冷やして痛みが増すようなら無理に続けないようにしましょう。

1-4 温めた方がよい可能性がある症状

反対に、強い腫れや熱感がなく、症状が長く続いている場合はどうでしょうか。

「朝は手がこわばる」「冷えると指を動かしづらい」といった状態では、温めることで血流が促され、こわばりがやわらぐ可能性があると言われています。入浴後に手を動かしやすく感じる方もいるでしょう。

とはいえ、温めたあとにズキズキした痛みや腫れが強くなる場合は中止してください。判断が難しいときや症状が続く場合には、整形外科などへの来院も検討しましょう。

引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/腱鞘炎になったら冷やした方がいい?温めた方が/

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② 腱鞘炎を冷やす方法|急性期のセルフケア

腱鞘炎で痛みが出たとき、「とにかく冷やしておけばいいのかな?」と考える方もいるでしょう。冷やす方法はセルフケアの一つですが、やり方やタイミングには注意が必要だと言われています。

2-1 腱鞘炎を冷やすときの基本的な方法

「腱鞘炎はどうやって冷やせばいい?」という場合は、氷のうや保冷剤などを使う方法があります。ただし、冷たいものを肌へ直接当て続けるのは避けましょう。タオルなどで包み、皮膚の状態を確認しながら使用することが大切だと言われています。

特に、手首や指に腫れや熱感があり、ズキズキした痛みを感じる場合には、冷やすことで痛みが一時的にやわらぐ可能性があります。

一方、「冷たいほどいい」というわけではありません。感覚がなくなるほど冷やしたり、長時間続けたりすると皮膚への負担になる可能性もあります。冷やして痛みが強くなる場合は中止してください。

引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/腱鞘炎になったら冷やした方がいい?温めた方が/

2-2 冷やすだけで腱鞘炎が改善するわけではない

「毎日冷やせば、そのうち改善する?」と期待する方もいるかもしれません。しかし、冷却は痛みや熱感への対策として使われる方法の一つであり、それだけで腱鞘炎の原因となる負担までなくなるわけではないと言われています。

スマートフォンの操作やパソコン作業、家事、育児など、手首や指を繰り返し使う生活が続いていれば、負担も重なりやすくなります。

そのため、痛みがあるときは「どう冷やすか」だけではなく、「どの動作で負担がかかっているか」を見直してみることも大切です。

2-3 冷湿布と「冷やす」は同じではない

「冷湿布を貼れば、冷やしたことになる?」と疑問に思う方もいるでしょう。

冷湿布には、メントールなどによって冷たく感じる製品があります。ただし、冷湿布で冷たく感じることと、氷のうなどを使って患部を冷却することは同じではないと言われています。

また、湿布には鎮痛・抗炎症成分が含まれているものもあります。使用する際は説明書を確認し、かぶれや赤みなどが現れた場合には使用を控えましょう。

③ 腱鞘炎を温める方法|慢性的な症状のセルフケア

「痛みが長引いているけれど、今度は温めた方がいいの?」と迷うこともありますよね。強い腫れや熱感が目立たない状態では、温める方法が取り入れられる場合もあると言われています。

3-1 腱鞘炎を温めるときの方法

自宅で温めるなら、入浴や蒸しタオルなど比較的取り入れやすい方法があります。温めることで血流が促され、手首や指のこわばりがやわらぐ可能性があると言われています。

「熱ければ熱いほどいいの?」というと、そうではありません。熱すぎるお湯や温熱用品を長時間使用すると、皮膚への負担や低温やけどにつながる場合があります。

また、温めながら痛い部分を強く揉んだり、無理にストレッチしたりすることも避けましょう。心地よい範囲を目安にすることがポイントです。

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3-2 お風呂で温めても大丈夫?

「腱鞘炎なのに、お風呂へ入っても大丈夫?」と不安になるかもしれません。

強い腫れや熱感が目立たない慢性的な状態では、入浴によって体を温める方法が取り入れられる場合もあると言われています。お風呂に入ったあと、「指が動かしやすい」「手のこわばりが少し楽」と感じる方もいるでしょう。

ただし、患部が赤く腫れている、熱を持っているといった場合には注意が必要です。入浴後にズキズキした痛みや腫れが強くなるようなら、無理に温めないようにしてください。

3-3 温湿布と温めるケアの違い

「温湿布なら、入浴と同じように温められる?」と思う方もいるでしょう。

温湿布には、温かく感じる成分が配合されている製品があります。そのため、蒸しタオルや入浴などで実際に患部を温める方法とは、同じものではないと言われています。

また、温湿布を貼った場所にカイロなどを重ねると、皮膚への刺激が強くなる可能性があります。使用方法を確認し、「もっと温めれば早く改善する」と考えて過度に温めないことが大切です。

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④ 腱鞘炎を悪化させないためにできること

腱鞘炎では「温める・冷やす」の使い分けだけでなく、普段どのように手首や指を使っているかを見直すことも大切だと言われています。痛みがあるのに同じ動作を繰り返していると、負担が続いてしまう可能性があります。

4-1 手首や指を使いすぎない

「仕事や家事があるから、手をまったく使わないのは難しい」という方も多いですよね。その場合は、完全に動かさないことより、痛みが出る動作を減らす工夫を考えてみましょう。

たとえば、スマートフォンを片手だけで長時間操作しない、パソコン作業の途中で休憩を入れる、重いものを同じ手ばかりで持たないといった方法があります。育児中であれば、抱っこの仕方を変えることも手首への負担を減らす工夫の一つです。

症状によっては、サポーターなどで手首や指の動きを制限する方法が用いられることもあると言われています。

引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/腱鞘炎になったら冷やした方がいい?温めた方が/

4-2 痛いときに無理なストレッチやマッサージをしない

「硬くなっているなら、揉んだ方がいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、痛みが強い部分をグイグイ押したり、無理に手首や指を伸ばしたりすることには注意が必要です。

腱や腱鞘に負担がかかっている状態で強い刺激を加えると、かえって痛みを感じやすくなる場合があると言われています。

セルフケアを行う場合も、「痛いけれど我慢する」のではなく、症状が強くならない範囲にとどめましょう。ストレッチやマッサージのあとに痛みや腫れが増した場合には、一度中止することが大切です。

4-3 冷やす・温める以外の対処も考える

「腱鞘炎なら冷やすか温めるかを決めればいい」と考えがちですが、それだけが対処方法ではありません。

まず意識したいのは、手首や指へ負担をかけている動作を減らすことです。仕事でパソコンを使うなら休憩を挟む、スマートフォンの持ち方を変えるなど、日常生活でも工夫できる部分があります。

症状によっては装具による固定や薬などが検討される場合もあると言われています。痛みが続いている場合には、セルフケアだけで対応し続けず、整形外科などへの来院も検討しましょう。

⑤ 腱鞘炎で医療機関へ来院した方がよい目安

「腱鞘炎くらいなら自分で様子を見ても大丈夫」と考える方もいるかもしれません。ただし、手首や指の痛みがすべて腱鞘炎によるものとは限らないため、症状の変化を確認しておくことが大切だと言われています。

5-1 痛みや腫れが続く場合は整形外科などへ相談する

「どのくらい痛かったら来院すればいい?」と判断に迷いますよね。

冷やしたり温めたりしても痛みが続く、以前より症状が強くなっている、手首や指を動かしづらいといった場合には、整形外科などへの来院を検討しましょう。

また、強い腫れや熱感が続いている場合や、指が引っかかって伸ばしづらい場合も注意したいところです。仕事や家事など日常生活に支障が出ている場合には、我慢し続けないことが大切だと言われています。

手首や指の痛みには、腱鞘炎以外の原因が関係している可能性もあります。症状だけで自己判断するのではなく、必要に応じて検査を受けることも選択肢の一つです。

5-2 腱鞘炎は「温める・冷やす」だけで判断しないことが大切

ここまで読むと、「結局、腱鞘炎は温める?冷やす?」という疑問が残るかもしれません。

一般的には、腫れや熱感が目立つ時期には冷やし、強い炎症が落ち着いた慢性的な状態では温める方法が取り入れられることがあると言われています。ただし、発症してからの日数だけで判断できるものではありません。

「3日経ったから温める」と機械的に切り替えるのではなく、腫れ・熱感・痛みなど現在の状態を見ることがポイントです。

そして、冷やすことも温めることもセルフケアの一つ。手首や指を使いすぎている場合には、その負担を見直すことも忘れないようにしましょう。

引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/腱鞘炎になったら冷やした方がいい?温めた方が/

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